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チェコCharles大学のMarekPetráš氏らは、子宮頸部円錐切除術を受けた患者の中等度異形成以上(CIN2+)の再発リスクに対し、ヒトパピローマウイルス(HPV)のワクチン接種が及ぼす影響を検討する後ろ向きコホート研究を行ったところ、予防的なワクチン接種を受けた女性と切除術後にワクチンを接種し ...
(1)NEJM誌から2型糖尿病+CKD患者にエンパグリフロジンとフィネレノンの併用が有効 米国Indiana大学のRajiv Agarwal氏らは、慢性腎臓病(CKD)と2型糖尿病を合併している患者に対し、SGLT2阻害薬のエンパグリフロジンと、選択的ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬のフィネレノンの、単独投与と両者の併用群のランダム化比較試験を行ったところ、併用群の方が単独群よりも尿中アルブミン/ ...
米国Tennessee大学HealthScienceCenterのAnneW.Alexandrov氏らは、血栓除去術を実施する予定の大血管閉塞患者に対して、治療開始まで頭位を0度(水平)に保つ場合と30度(挙上)に保った場合のアウトカムを調べるランダ ...
米ロサンゼルスの研究チームが、従来心筋灌流検査時の減弱補正やカルシウム定性評価のみに用いられてきた低線量CT減弱補正スキャン(CTAC)を活用し、AI技術によって胸部における体組成を定量的に評価し、全死因死亡リスクの層別化に役立てる新たなアプローチを ...
中国南方医科大学のJiayangLin氏らは、代謝機能障害関連脂肪肝炎(MASH)の患者にSGLT2阻害薬のダパグリフロジンを48週間投与するランダム化比較試験(RCT)を行い、プラセボ群に比べ、ダパグリフロジン群では脂肪肝炎と線維化が改善する割合が ...
「研究対象の性差考慮は必要」と回答した海外研究者は91%だったのに対し、国内研究者は77%にとどまり、国内の研究開発現場では性差を考慮する必要性への理解や浸透が遅れていることなどが明らかになった。日本医療研究開発機構(AMED)は5月14日までに、「 ...
富士製薬工業は2025年6月25日、緊急避妊薬のレボノルゲストレルの錠剤をスイッチOTC薬として製造販売の承認申請を行ったと発表した。同成分については、2024年6月にあすか製薬ホールディングスがスイッチOTC化を申請しており、複数の製品が登場するこ ...
全日本病院協会は2025年6月28日、第13回定時総会・第14回臨時総会を開催。第9代会長には前期副会長を務めていた神野正博氏(社会医療法人財団董仙会理事長)が就任した。副会長には現職の美原盤氏と中村康彦氏が続投となったほか、猪口正孝氏と大田泰正氏が ...
米国Washington大学のJackCagney氏らは、世界各国から入手可能な公的データを集めて、小児に対する性暴力(SVAC)の割合を推定したところ、2023年に18歳未満で性暴力を経験した女性の年齢標準化推定値は18.9%、男性では14.8%だ ...
近年、世間からの認知度が急速に高まっている退職代行サービス。一般企業でも、本人が退職を切り出す勇気がなかったり、その際の上司などからの引き留めへの対応に不安があったりする場合に、退職代行サービスが用いられている。そんな中、医師に特化した退職代行サービスを提供する「退局代理.com(退… ...
本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くポストされた論文を紹介する。6月16~22日に最もポスト数が多かったのは、Lancet誌の論文「Cancervacci ...
激動の2020年が過ぎ、新しい年を迎えた。しかし、晴れやかな心機一転の空気はなく、見通しも立たぬまま世界はもがき続けていた。欧州の多くの国では飲食店の営業停止が延長され、夜間の外出禁止などロックダウンが続いていた。一方、米国では、大統領選に敗れたトランプ支持者が暴徒化し、連邦議会に乱 ...